

ロゴを注文するとき
インターネット上で安く気軽にロゴを作成してもらえるサービスが人気のようです。 注文するときに確認して欲しいのは「商標登録の可否」です。 「商標登録はできません」「登録商標としての利用は許諾しません」と記載されている場合、以下の点にご注意ください。 (1) 他の人も同じロゴを使う可能性があります。 ロゴ作成サービスで商標登録を禁じている大きな理由のひとつは、登録されてしまうと、提供者が同一または類似のデザインのロゴを他の人に作成できなくなるからです。 登録商標であれば、指定した商品役務の範囲内で他の人に「使わないで」と言える権利(=差止め請求権)があります。 登録していない商標は、他の人の使用を止めさせることは難しい点をご承知おきください。 (2) 突然使えなくなるかもしれません。 他の人がそのサービスを使わないで商標登録可能な同一または類似のロゴを作って商標登録した場合、あなたに使用の差止めを請求してくるかもしれません。 商標権に基づく使用の差し止めに対して「こちらが先に使い始めた」という主張は原則できません(先使用権が認められるには厳しい制限有


ワインミニ知識:早く冷やす方法
ご自宅で「ワインを急いで冷やしたい!」ということはありませんか? 1.ワインクーラー(なければボールや鍋でもOK)に氷水を入れ、ボトルをドボン、と首まで沈めます。 2.時間は、ざっくり「1分で1℃温度が下がる」と計算します。つまり、部屋に出しっぱなしで室温20℃くらいになっているのであれば、15分もあれば飲み頃(辛口スパークリングワインだと6~8℃)になっているはず。 どうぞお試しください。


ワインセミナーで味わうこと
アイピーサポートのワインセミナーは、講座の目的やお客様のご希望に合わせて、その都度スタッフで構成を調整しています。 いずれにせよ、進めていく上で意識していることのひとつは「しっかり味わう」ことです。 ワインの香りや酸味・甘み・渋みといった通常のワインテイスティングのキーワードもご案内しますが、それだけではありません。 嗅覚と脳の話・じっくり感じることの効果・五感を意識することによるマインドフルネス…そんな話もご紹介します。単に嗅覚や味覚だけでない「今ここ」をゆっくり味わうきっかけになれば、と。 おいしいワインとおつまみをじっくり味わって楽しい時間を過ごせば、頭や身体もずいぶんほぐれてくると思いますよ。


知財初心者の方へ:出願する?しない?
個人や小規模事業者の方が「特許や商標よくわからないけど、これって出願した方がいいの?」と迷ったときの主なチェックポイントをご紹介します。 1.その発明やネーミングを実際に使う予定はありますか? 実際に事業をおこなったり活動をおこなう予定がない場合は、出願する必要性は低いと考えます。自分で使わない権利を元に他社からライセンス料を受け取ることは、実際には難しいので期待しないこと。 2.他の人や会社に使われても、平気? 他の人に使って欲しくない場合は、出願を検討しましょう。権利取得すれば、他者に「使うのをやめてください」と主張することができます(=使用差止め請求)。 3.専門家に確認してみよう 自分であれこれ考えるより、プロに相談してみた方が早くて確実。ネットの情報は玉石混合だし、細かい条件で大きく変わってくるので自己判断は禁物です。いきなり特許事務所に行くのがためらわれるときは、特許庁や弁理士会などで実施されている無料相談を活用しましょう。秘密は守られますし、特許で出願した方がいいのか、意匠なのか、商標として出願できるものなのか、基礎的内容についても


特許事務所とアイピーサポートセミナーの関係
これから特許事務所に初めて依頼しようとしている方、または特許事務所との付き合い方がわからない…と感じている方にも、アイピーサポートの入門セミナーをお勧めします。 理由は、弁理士という専門家の力を一層活用できるからです。 特許事務所の弁理士は、特許や商標等知財の権利化や活用についての「超」プロ。複雑な法律や規則を理解した上で、貴社の置かれた状況に応じて今回はどの対応策がベストなのか、弁理士としての経験やネットワークも生かして、オーダーメードで対応してくれるのです。(全く同じ案件なんて、存在しませんから)。 例えて言えば、知財のしくみや弁理士の先生は、高性能で複雑なコンピュータ&ソフトウェア。 使いこなせなかったら、もったいないことこの上ない。 本当はすごい機能があるのに、知らないから使えない。各機能の意味が分からないから、ヘルプボタンばかり押してしまって必要な処理がスムーズにできない。 ぜひ「入門マニュアル」であるアイピーサポートの講座をご利用ください。 アイピーサポートは「知財基礎解説のプロ」です。お客様がビジネスに知財を活用するためにはまず何の


商標セミナーのご案内
起業予定の方、企業の知財担当の方、知財や法律のことは全然わからないという方もどうぞ安心してお越しください。「商標」って何?といったごく基礎的な話から、商標権を持っておくメリット、出願するかしないかの判断基準、出願の仕方、使用差し止めと損害賠償請求の話まで、実例を豊富に織り交ぜて徹底的にわかりやすくご説明します。 これまで参加してくださった方からも「知財の基礎知識はみんな知っておくべき、と感じました」「今まで知らずに進めてきた自分が怖い…」などのお声をいただいています。 毎回大好評のウーマンネットアカデミー&コンサルティング様主催の商標セミナー、テーマは同じでも法律改正や世間の話題に合わせて、構成やテキストはその都度練り直しています。以前ご参加いただいた方も、ぜひ! ■日時:2015年4月17日(金)10:00-11:45 ■場所:東急東横線大倉山駅徒歩4分、大倉山記念館第6集会室 ■テーマ:知って安心!はじめての商標~あなたのオリジナルブランドを守ろう! ■セミナー料:5400円(税、資料込)、保育あり8640円(税、資料、保険込) 終了しました


商標ミニ知識:ロゴとフォント
市販のフォントでロゴを作ってそのまま商標登録出願する方は、提供する側(=フォントのメーカー)がそのフォントを「商標登録使用不可」としていないかご注意ください。 特許庁の審査では、市販のフォントを使用していることを理由に商標登録が認められなかったり、登録が取り消されたりすることはありません。実用性の高い一般的なフォントは、判例により著作物ではないと判断されており、商標の審査において直接的に拒絶理由となることはありません。 しかし、メーカーが「商標登録に使用不可」としている場合、登録後にトラブルが発生する恐れがあります。最悪、出願の出し直しになる恐れもあります。 「フリーフォント」にも使用について制約のあるものがあります。出願の前に、フォントの出所について確認しましょう。